初めて屋仁川通りに来た夜、最初に入ったのがこの店だった。奄美最大の飲み屋街のどこに入るか。提灯の「若大将」という文字に、なんとなく引き寄せられた。

結論から言うと、この最初の一軒が、いまだに忘れられない一皿を残していくことになる。
黒糖焼酎、しっかり飲みたい夜は30度
注文したのは黒糖焼酎「あまみ六調」の30度、ロック。チェイサーのお冷は、頼むとジョッキで出てきた。この気前の良さがすでに嬉しい。

黒糖焼酎は大きく25度と30度に分かれる。ここは好みだが、私はしっかり飲みたい夜には30度を選ぶ。しっかりとした味わいに、黒糖の甘い香りが際立つ。屋仁川の一軒目としては、申し分のないスタートだった。

家で30度を試すなら
この夜に飲んだのが、これである。あまみ六調の30度。
25度と30度では、口に入れたあとの残り方が違う。しっかり飲みたい夜には30度を選ぶ——というのは、この店のカウンターで決めたことだった。屋仁川の一軒目で飲んだ味を思い出したいときは、同じものが家でも手に入る。
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もずく酢とあおさの天ぷらで、海を食べる
料理はまず、もずく酢。さっぱりとして、焼酎の合間にちょうどいい。もずくはたかくらでは天ぷらで出てきたが、酢の物で食べるもずくもやはり良い。

続いて、あおさの天ぷら。揚げても緑色が綺麗に残っていて、目にも美味しい一皿だ。

抜群だった焼き車海老
そして、この夜の主役。焼き車海老である。
串に刺さって、ピンとまっすぐ。頭から丸ごと食べられる。香ばしさと甘みが揃って、これが本当に美味しかった。確か2尾で500円。記憶ベースではあるが、とても安かったという印象だけは、はっきり残っている。

名瀬の焼き海老といえば呑みんちゅでも食べたが、若大将の車海老はサイズも食べ応えも別格だった。
それから5回、奄美に来ているのに
ここからが本題かもしれない。この初訪問のあと、私は奄美大島に5回来ている。そのたびに若大将を目指すのだが、相性が悪いのか、行くたびに店休日に当たってしまい、一度も再訪できていない。
あの焼き車海老を、もう一度。いつか必ず食べに行く。この記事は、その決意表明でもある。
黒糖焼酎に、自分のラベルを作ってもらった
徳之島の酒造に依頼して、黒糖焼酎「あまんゆ」27度のオリジナルラベルを36本だけ作ってもらった。やってみたら、税務署が出てきた。
→ 黒糖焼酎のオリジナルラベルを作ってもらったら、税務署が出てきた
店舗情報
| 店名 | 若大将 |
| 場所 | 鹿児島県奄美市名瀬金久町4-11(屋仁川通り) |
| ジャンル | 島料理居酒屋(黒糖焼酎、焼き車海老が名物) |
| メニュー | 焼き車海老、もずく酢、あおさの天ぷらほか島料理 |
※営業時間・定休日はこの記事では記載しません。公表値は変わることがあるので、行く前に必ず店舗にご確認ください。