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立川 すし なんば|寿司は、美味しくて当たり前。だから難しい

立川すしなんば 中トロの握り この日の一番

握り寿司が食べたくて、入った。

それだけの理由である。立川で、何が食べたいかがはっきりしている日だった。

立川すしなんば 焼酎ロックとチェイサー
焼酎ロックと、チェイサー

まず焼酎のロックを頼んだ。そしてチェイサー。

立川 すし なんば。立川南口から歩いてすぐの、5階にある店である。白木のL字カウンター。

目次

つまみが2つ、先に出た

立川すしなんば 冷製野菜煮浸しトマトとナスとうなぎの煮凝り
冷製野菜煮浸しトマトと、ナスとうなぎの煮凝り

冷製野菜煮浸しトマト。そしてナスとうなぎの煮凝り。

握りの前に、こういうものが出る店である。

9貫が、同じ場所に置かれた

ここからが本題である。

握りは、一貫ずつ出てきた。

立川すしなんば カンパチの握り
カンパチ
立川すしなんば 白身の握り
2皿目の白身。何かは聞かなかった

⚠️ 2皿目の白身が何だったのか、私は分かっていない。聞けばよかったのだが、聞かなかった。分からないまま食べて、うまかった。

立川すしなんば イカの握り 包丁が入っている
イカ。細かく包丁が入っている
立川すしなんば 中トロの握り この日の一番
中トロ。この日の1番

この日の1番は、中トロだった。

立川すしなんば いくらの軍艦
いくら
立川すしなんば しめ鯖の握り
しめ鯖
立川すしなんば ホタテの握り
ホタテ
立川すしなんば 穴子の握り
穴子
立川すしなんば トロたくと卵焼き
トロたくと、卵焼き

カンパチ、白身、イカ、中トロ、いくら、しめ鯖、ホタテ、穴子。そしてトロたくと卵焼き。

写真を並べて、気づいたこと

あとから写真を並べて、はじめて気づいたことがある。

全部、同じ場所に置かれている。

金色の板の、同じ位置。ガリも、同じ位置。

一貫ずつ出てくるあいだ、私は目の前のものを食べていた。だから気づかなかった。9枚並べて、はじめて「同じところに置かれ続けていた」と分かった。

これは、たぶん偶然ではない。

締めまで

立川すしなんば 茶碗蒸し
茶碗蒸し

茶碗蒸し。そして赤出汁。

立川すしなんば ほうじ茶アイス
ほうじ茶アイス

最後にほうじ茶アイス。

12時02分に座って、13時15分に最後の写真を撮っている。1時間13分である。

寿司は、美味しくて当たり前である

ここから、書いておきたいことがある。

ネタもシャリも、完成した握りも美味しかった。それは間違いない。

ただ——寿司は、美味しいことが当たり前になっている。

だから、差別化が難しい。

「うまい寿司屋だった」と書いても、それはほとんどの寿司屋に当てはまってしまう。私が今日食べたものを、どう書けば他と違うと伝わるのか。正直、難しいと思った。

そして、美味しいものをもう一段上げることは、もっと難しい。

すでに完成しているものを、さらに良くする。そんなことができる余地は、あまり残っていない。

だとしたら、何が価値になるのか

私が思うのは、こういうことである。

毎回、同じように美味しいこと。

ある日は美味しいけれど、ある日はイマイチ。それではいけない。

上げることが難しいなら、下げないことのほうが価値になる。

そして——写真を並べて気づいたあの「同じ位置」は、たぶんそういうことなのだと思う。

同じところに、同じように置く。それを9回続ける。その積み重ねの先に、「毎回同じように美味しい」がある。

⚠️ これは私の解釈であって、店に確かめたわけではない。ただ、9枚の写真はそう見えた。

研究員の結論

また行くか:⭐ 行く。2回目の有力候補である。

私はいま、立川を深めるという方針を立てている。新しい店を増やすのではなく、一軒ずつ2回目に行く。

そのリストの上のほうに、この店がある。

ただし——理由が、ほかの店とは違う。

別の立川の寿司屋に2回行ったときは、違うものを頼むためだった。1回目に代表料理を食べて、2回目に別の形を試す。攻略である。

立川すしわさび|1回目は代表料理を頼む。2回目から攻略が始まる

この店の2回目は、そうではない。

同じものが、同じように美味しいかを確かめに行く。

それが確かめられたとき、はじめて「この店は本物だ」と書けるのだと思う。

今日の1回では、まだ書けない。

向いているのは、握りが食べたい日がはっきりしている人。

1回目に、あえて無難を選ぶという話

青梅の居酒屋で麻婆豆腐を頼んだとき、もう少し辛くてもよかったのに2辛で止めた。初めての店で極端な選択をすると、その店の標準がわからなくなるからである。

居酒屋 ICHIDAN(青梅・河辺)|東京に、行ったことのない街がまだあった

店舗情報

項目内容
店名立川 すし なんば
所在地東京都立川市柴崎町3-1-7 立川南口第2ビル5F
アクセス多摩都市モノレール・立川南駅/JR立川駅
特徴白木のL字カウンター。江戸前鮨
頼んだもの焼酎ロック/チェイサー/冷製野菜煮浸しトマト/ナスとうなぎの煮凝り/握り(カンパチ・白身・イカ・中トロ・いくら・しめ鯖・ホタテ・穴子)/トロたく/卵焼き/茶碗蒸し/赤出汁/ほうじ茶アイス
訪問日2023年10月29日(日)12:02〜13:15ごろ(初訪問)

※価格は掲載していません。※営業時間・定休日はこの記事では記載しません。公表値は変わることがあるので、行く前に必ず店舗にご確認ください。

※メニュー構成は訪問時のものです。

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