レストランでワインを頼むのは、少し背伸びをしている気分になる。
その緊張を解いてくれる店が、吉祥寺にある。Cafe RIGOLETTO(カフェ リゴレット)だ。
3人で集まって、昼からボトルを3本。私の呑み歩きの中では珍しい、「レストランで呑む」定点観測である。
8回通ってわかったこと

まず結論から。8回の観測でわかったことは3つある。
① ボトルワインが選びやすい。だから安心して呑める
ワインはピンキリで、レストランのワインリストは身構えてしまうものだが、この店では私の体験上、白・赤・スパークリングのフルボトルが3,800円の統一価格で楽しめる。フレッシュな味わいのワインがピックアップされていて、雰囲気は上々なのに、ボトルワインについては安心して呑める。この組み合わせが貴重だ。
② ランチは3人で3種を頼んでシェアが正解
昼に集まるので、ランチを3人分。1人はコブサラダ、1人はピッツァ、1人はパスタ。これをシェアする。ランチにはそれぞれパン・スープ・ワンドリンクもついてくるので、卓の上はかなり賑やかになる。
③ ここは居酒屋ではなく、レストランだ
サービスは居酒屋のレベルではなく、しっかりとしたレストランのそれ。女性客も多く、誕生日や記念日を祝っている席もよく見かける。その空気の中で、昼からワインを堪能する。これがリゴレットの楽しみ方だ。
店の基本情報とアクセス
Cafe RIGOLETTOは、東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-25、吉祥寺第2マーブルビルの1F・2Fにある。吉祥寺駅北口から歩いて5〜10分ほどだ。
業態はスペインとイタリアを融合した「スパニッシュイタリアン」。タパスのバル文化に、薪窯で焼くナポリピッツァと生パスタが合わさっている。ワインセラーを備えたワインの店でもあり、丸の内や六本木などに系列店を持つRIGOLETTOブランドの1号店だ。
年中無休。営業時間は情報源により記載が分かれるため、詳細は店舗に問い合わせてほしい。
頼んだもの
ボトルワイン|白・赤・スパークリング

この店の主役。私の体験上、フルボトルが3,800円の統一価格で、白・赤・スパークリングから選べる。
3人で集まると、ボトル3本は飲む。順番は決まっていて、スパークリング、白、赤。乾杯の泡から始めて、ランチに白を合わせ、アラカルトの皿が並ぶ頃に赤へ移る。統一価格だから「どれにするか」で財布の相談がいらず、味の相談だけしていればいい。レストランのワインとしては、これ以上なく気楽だ。
ランチ3種|コブサラダ・ピッツァ・パスタをシェア

昼の定番。まずコブサラダ。エビ、鶏肉、コーン、トマト、チーズと具がしっかり入っていて、ワインの1本目のお供にちょうどいい。

ピッツァはマルゲリータ。薪窯で焼かれていて、縁の焦げ目が香ばしい。

そしてパスタ。この3種を3人でシェアすれば、パン・スープ付きのランチと合わせて、昼の土台は十分にできあがる。
その後に、アラカルトを挟む

ランチのあとは、アラカルトで肉か魚か、あるいは海老の鉄板焼き(アヒージョ風)を。熱々の海老とトマトにルッコラが添えられて、白ワインが進む。

肉料理はトマトソースに彩り野菜。2本目、3本目のボトルは、こういう皿と一緒にゆっくりあけていく。
店の空気
接客がいい。注文のタイミング、皿の下げ方、ワインの扱い。居酒屋の元気の良さとは別種の、しっかりとしたレストランのサービスだ。
客層は女性客が多く、誕生日や記念日をお祝いしている席も目立つ。つまり「ちゃんとした店」なのだが、だからといって呑み手が萎縮する必要はない。ボトルワインの安心感が、その敷居をちょうどよく下げてくれる。
研究員の結論
また行くか:行く。3人で昼に集まるなら、まずここが挙がる。
リゴレットは、私の定点観測の中では異色の店だ。立ち飲みでも大衆居酒屋でもなく、レストラン。それでも8回通い続けているのは、「背伸びした気分」と「安心して呑める」が両立しているからだと思う。
向いているのは、昼から気の合う仲間とワインをゆっくりあけたい人。ランチ3種をシェアして、アラカルトを挟みながら、ボトル3本。吉祥寺の昼が、それだけで上等な一日になる。
店舗情報
| 項目 | 内容 |
| 店名 | Cafe RIGOLETTO(カフェ リゴレット) |
| 住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-25 吉祥寺第2マーブルビル1F・2F |
| アクセス | 吉祥寺駅北口から徒歩5〜10分 |
| 電話 | 0422-28-7676 |
| 営業時間 | 要問い合わせ(情報源により記載が分かれる) |
| 定休日 | 年中無休 |
※記事中のワインの価格は筆者の訪問時の体験に基づくものです。最新の価格・メニューは店舗にご確認ください。
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